身の回りにあるものの多くは、年月が経つにつれてその価値が低下していきます。
新品ではないものを売買するときも、製造後どれだけ年月が経っているかを判断材料とすることが多いでしょう。
今回は、マンションの築年数が資産価値に及ぼす影響などについて解説します。

主要都市におけるマンションの築年数と資産価値の変化率
まず、マンションの資産価値の変化率について解説します。
マンションの資産価値は新築時がもっとも高く、誰かが住み始めた途端に大きく減少しはじめします。
そこから数年で大きく下落し、徐々に下落率は安定していくのです。
20年目までは急激に資産価値が下がり、20年目を超えると緩やかに下がると考えてよいでしょう。
主要都市(東京・愛知・大阪)におけるマンション価格の平均変化率は、おおむね以下の通りです。
・1年目…~10%
・5年目…~26%
・10年目…~38%
・15年目…~48%
・40年目…~64%。
実際の資産価値はプロの査定を受けなければ明確に判断できませんが、マンションの資産価値はこのような変化率で変動していくと覚えておきましょう。
築年数ごとのマンションの評価と価値。価格競争は築何年まで?
マンションを売却するなら、なるべく資産価値が高い状態で売却したいですよね。
築年数によるマンションの評価は、おおむね以下のようになります。
・築5年以内のマンション
多くの場合、新築価格とさほど変わらない評価を受けることができます。
港区などの一部地域では、稀に新築以上の資産価値評価を受けることもあります。
・築10年前後のマンション
特に都市部では立地条件が良い物件が多く比較的売れやすいですが、割安感を求められることも少なくありません。
新築・築浅マンションと比べて資産価値は落ちるものの、売る側にとっては売却しやすい築年数と言えるでしょう。
・築20年前後のマンション
かなり築年数が経ったマンションの資産価値は、リフォームの有無や大規模修繕工事にも大きく左右されます。
メンテナンスがされていない場合は特に資産価値が落ちやすく、買い手からも厳しい目を向けられるため、売却向きではないかもしれません。
これらのことから、マンションの売却に最適な築年数は10年前後までと考えてよいでしょう。
10年程度までは資産価値の評価もまだ高く、価格競争にも参入しやすいと予想できます。
まとめ
今回は、マンションの築年数と資産価値の関係について解説しました。
年月が経つにつれてマンションの資産価値が減少することは、仕方のないことです。
マンションを賢く売却したいなら、資産価値の変化率を理解することと適切なタイミングで売却する判断力が重要と言えるでしょう。
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