リフォームに比べて大規模な工事をおこなう「リノベーション」なら、築年数が経った家でも、現代風の間取りや、設備を最新のものにすることができます。
新築のように使うことができると注目されている工事です。
しかし、リフォームに比べて費用もかかるので失敗はしたくありません。
そこで、リノベーションを成功させるためカギを「施工例」や「費用」から見てみましょう。
リノベーションの施工例でみるメリットとデメリット
最初に紹介するのは、築37年のツーバイフォー工法で建てられた家のリノベーション例です。
ツーバイフォー工法の建物は、壁で家を支える構造のため、壁を取り除くような、部屋の間取り変更がやりにくく、リノベーションに対応してくれる会社も少ないというデメリットがあります。
その反面、ツーバイフォー住宅に精通している会社であれば、限られたなかでも納得のいくプランを立ててくれるだけではありません。
決まった建て方をしているため「天井を剥がしたら梁が出てきて、間取りのプランを変更しなければいけない」ということにならないメリットがあります。
紹介した例では、床下断熱や床暖房の新設や、サッシの交換のほか、洗面所の移設で効率のよい動線を確保することができ、快適に暮らせる家になりました。
次に紹介するのは、マンションのリノベーション例です。
マンションには、バルコニーや玄関、窓などの共有部分と、部屋の中にある壁や床などの専有部分があり、リノベーションができるのは、専有部分のみです。
さらに、柱や梁でマンションを支えているラーメン構造であれば、比較的自由な間取りのレイアウトができますが、壁で支える壁式構造の場合には、限られたなかで、間取り変更のプランを立てることになります。
紹介する例は、元々3LDKだったものを3LDK+W1Cに変更したものです。
フローリングのカラー変更、トイレやお風呂などの水回りを集約して、使い勝手を向上させています。
物件の構造により、どこまでリノベーションできるかが変わるため、まずは、リノベーションしたい構造に精通している施工会社を選び、話し合いながらプランを立てるのがおすすめです。
リノベーションの費用でみるメリットとデメリット
部屋の構造体だけを残して、フルリノベーションをする場合、1平方メートルあたり10から15万円ほどが相場とされています。
しかしキッチンやお風呂、トイレなど給排水設備を含む部分や、痛み具合によっては、付属する設備も含めて一新することになり、さらに高額になることもあります。
たとえば、キッキチン全体を交換する場合、ミニキッチンであれば50万円かかりませんが、キッチンの移動となれば、配管工事も含め150万円を超えることもあります。
浴室の場合も、ユニットバスへの交換であれば50から150万円ほどですが、浴室の拡張や移動になれば、250万円近く費用がかかるかもしれません。
まとめ
古い家でも新築のようにできるリノベーションは、見た目を良くするだけでなく、暮らしやすさも向上させることができます。
そのためにも、建物の構造や予算をもとに、納得できるリノベーションプランを見つけてください。
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